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2008年06月02日

ジューンブライドとオレンジ

オレンジの花皆さん、こんにちは!

「オレンジの花」と言われてあぁアレね!と思いつく方は少ないはず。

アロマテラピーが趣味の方ならば、もしかするとご存知かもしれませんね。

正直、日本では馴染みの薄いのものの欧米では結婚式と関係の深いお花です。

例えば、サムシングフォーの一つ「サムシング・オールド」があります。

何か一つ古いものを身につけて嫁ぐと幸せになれると言われています。

欧米では、花嫁がオレンジの花を頭に飾る習慣があり、映画でもこの場面を時々目にします。

実はこの花は大抵造花で、お母様やおばあ様から譲り受けて使用することも多いのだとか。

何代にも渡って使用されるオレンジの花、そこにはどのような謂れがあるのでしょうか?


ジューンブライドの由来にもなったというギリシャ神話の女神に、そのヒントがあります。

女神の結婚に際して、夫となる神が贈った植物こそがオレンジだったのだとか。

大抵の実のなる木は、実ったときには既に花は散っています。

しかし、オレンジは花と果実を一緒につけることから、繁殖・多産を象徴する縁起の良い木とされます。

そのことから花言葉は「純潔」「花嫁の喜び」「多産」「豊かな富」と大変縁起の良いもの。

開花時期は短いもののジューンブライド時には、まさにシーズン。

純白のウェディングドレスに包まれた花嫁、白く艶やかなオレンジの花の芳しい香り。

祝福に包まれた、初々しい花嫁の幸せに溢れた笑顔を飾るのに相応しい花です。

残念なことに生花は日本では入手が困難ですが、比較的容易に造花ならば手に入ります。

また、ジンクスにあやかって、もっと手軽に出来るこんな取り入れ方はいかがでしょうか?

オレンジは元気を与えてくれる色。

会場装花やブーケにオレンジ色を用いて明るく楽しいパーティーシーンを演出してみませんか?

2008年05月27日

ジューンブライドの由来

皆さん、こんにちは!

5月も残りわずかとなり、間もなく6月。

「結婚式場でお勤めならば6月は忙しい時期ですよね」仕事の話をすると大抵このようなコメントを頂きます。

『ジューンブライド(June Bride)』誰もが耳にしたことがあるはずのポピュラーなフレーズ。

直訳すると「6月の花嫁」となるジューンブライドは、数あるブライダルジンクスの中でもとても有名なものです。

「6月の花嫁は幸せになれる」ヨーロッパでは昔から言い伝えられているようです。

ところで、皆さんはこのジューンブライドの謂れはご存知でしょうか?

由来は諸説ありますが、著名なのは以下の3つ。

①6月(June)は、ローマ神話の結婚をつかさどる女神(ギリシア神話では女神ヘラ)の名前に由来するため、
結婚と女性を守護する女神の月に結婚することで、祝福を受けて幸せにあやかるという説。

②かつてヨーロッパでは、3~5月の間は結婚が禁止されていました。
6月は結婚が解禁になる月であるため、6月になると一斉に結婚し、 周囲からの祝福が最も多い月という説。

③ヨーロッパの6月は1年中で最も天気が良い日が続く月で、気候的に最適という説。
また、農耕作業が一段落して余裕が出来る時期でもありました。

以上、3つの説が有力です。

環境要因からジンクスまで幅広い説があるものの、3つも条件が揃えば幸せになれそうな気がしませんか?

挙式時期を検討中の皆さん、ジューンブライドのジンクスにあやかってみませんか?

2008年05月03日

ウェディングケーキの歴史③~栄華~

今日は、数回に渡ってお届けしてきたウェディングケーキの歴史最終回。

実は18世紀には、現在でも通用するようなオシャレなウェディングケーキが既にありました。

ただし、この時代まだ富裕層だけのもので「結婚式の定番」という程ではありませんでした。

理由の一つは、砂糖が庶民ではなかなか入手できない高価なものであったため。

より広い層に親しまれるようになるのは、もう少し後の時代になってからのことです。


あれから更に時は流れ、ウェデイングケーキその技術が洗練の極みに達したのは19世紀。

今も昔もセレブの結婚式は民衆の注目の的。

1840年2月10日、イギリスにてヴィクトリア女王のロイヤルウェディングが華々しく行われました。

今日ポピュラーなもので、実は女王の結婚式がきっかけに流行となったものがいくつかあります。

後世において統治者としてだけでなく、妻として母としても幸福であったと伝えられる女王。

そのエピソードも手伝い、結婚式の使用品の中には、ハッピージンクスのような扱いを受けている物も。

ウェディングケーキとして採用された、3段重ねのシュガーケーキも例外ではありません。

女王が使用したことによって、大々的に脚光を浴びることになったのです。

これが誕生から半世紀を経て、世界中に広くその技法が知られるきっかけとなりました。

肝心のケーキはというと、咲き誇るバラと精巧な唐草模様、豪華な装飾に彩られたもの。

このモチーフ、バラは「愛」という花言葉より人々への祝福を表し、

唐草模様は、ギリシア時代から受け継がれた未来の繁栄の象徴なのだとか。

今も昔も結婚式で行われる幸せのお裾分けは人気の定番イベントだったのですね。

皆さんの結婚式では、そのようなイベントを企画していますか?

こういう話を耳にすると定番のケーキカットやサーブ、ファーストバイトも捨てがたいと思うのです。

2008年05月02日

ウェディングケーキの歴史②~発展~

かつては、生活に根ざしていたウェディングケーキの元祖。

時代を追うごとに徐々に変化を遂げていきます。

今回は、17世紀に起きたウェディングケーキ界の革命以降をご紹介致します。


ことの起こりは、フランスのシャルル王朝に仕える一人の料理人のロンドン訪問。

ここで彼は、結婚式用のスコーンの山に遭遇し、考えました。

「スコーンを苦労して積み上げるより、始めから砂糖で固めた菓子の山を作れば良いのでは?」と。

彼のこの画期的な発想から、今日の原型である砂糖でコーティングされた高い塔の形をした菓子が誕生しました!

さて、ウェディングケーキは「フランス人が考案してイギリス人が育てた」と言われています。

続いては、育ての親をクローズアップしてみましょう。

18世紀になるとロンドンの菓子職人によってウェディングケーキは更なる成長を遂げることに。

毎日店から眺めていたセント・ブライド教会の塔の形。

それをヒントに柱を使って何段も積み重ねた丸型のフルーツケーキを考案したのです。

新たなスタイルは瞬く間にロンドン中で話題となっていきました。

こうして、ウェディングケーキの定番として確たる地位を獲得するための第一歩を踏み出しました。

この後、ついに不動の地位を獲得するに至るイベントが発生するのですが、それはまた別のお話。

To be continued…

2008年05月01日

ウェディングケーキの歴史①~起源~

皆さん、こんにちは!

披露宴での定番イベントの一つ、ケーキカット。

実は、ケーキカットが日本でポピュラーになったのは昭和22年頃以降という比較的新しい習慣です。

しかし、本場ヨーロッパでの歴史をひもといてみると、結婚式とケーキの関わりの深さがうかがえます。

GWSPとして今日から3回に渡り、ウェディングケーキの歴史をご紹介致します。

初回は、ウェディングケーキの元祖に焦点を当ててみたいと思います。

B.C.100年頃には既に小麦粉を小さなビスケットとして焼き上げ、花嫁の頭上で砕いて撒く風習が。

小麦は生命力や生産力の象徴で、それを花嫁の頭にかけて多くの収穫と子宝に恵まれるように願ったのだとか。

そして、花嫁の頭上で砕かれた欠片には幸運が宿るとされ、招待客が競って拾い集める習慣も。

時は流れて中世イギリス、ここでは結婚式の招待客がスコーンやビスケットを焼いて持ち寄り、高く積み上げます。

その山が高けれぱ高いほど二人の将来は豊かになると信じられていました。

また、その山の上で新郎新婦がキスをする儀式が行われていたため、

現在、ウエディングケーキの上にカップルの人形が載っているのは、その名残だとか。

その後も積み上げるものはぶどうパンやクッキーだったり、土地や時代により形は変化していきますが、

ウェディングケーキに込められた、豊かで幸福な人生への願いと幸福を分かち合おうという思いは普遍のもの。

こうして生活に密着していたウェディングケーキの元祖。

ところが17世紀になって、ウェディングケーキの歴史に革命が起きます。

To be continued…

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